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戦争と平和と幸福とーその1「戦争のない世界は絵空事か?」

広島、長崎、そして終戦の日核廃絶の叫びと、そのために核が必要だという矛盾。反戦を誓いながら軍拡する矛盾。

さちとわなりに、戦争のない世界、平和ですべての人々が幸福を目指せる世界を考えてみる。

その1「戦争のない世界は絵空事か」

 そう言われてしまうのも無理はない。「ない」ものは目指しようがない。「ない」を目指すと、「ない」ために今あるものをなしにしようとする。核を捨てろと言われても、疑心暗鬼で捨てられない。あっちが捨てたらこっちも捨てるとお互い言い合う。とある国を悪者にして、核を使わせないために核で脅すしかないという。

 目指しているのは「なくす」「使わせない」ないことばかりだ。

 効果はわかりやすいかもしれない。疑心暗鬼の中で核を持ち、恐怖のために核を死守し、恐怖のために核を使わない。

 果たして、永遠に疑心暗鬼と恐怖に支配され続けることが「平和」なのか。

 2023年8月6日 広島平和記念式典の知事のスピーチを聴いていただきたい。核抑止力の破綻について明快に述べられている。

 ※Youtubeなどで観れるので、まだ聴いてない人は是非、子どもたちの宣言、市長、首相、知事それぞれのスピーチを聴いてみてほしい。

では、「核のない世界」「戦争のない世界」は目指せないのか。私はそうは思わない。そこに向かうためのいくつかの鍵があると思う。具体的な解決策を私如きが持っていると主張する気はない。ただ一人でも多くの人に一緒に考えてもらいたいと思う。

では、どうすれば良いのか? 続きはその2へ